おすすめの向きは?新築の快適な子供部屋の作り方

快適な子供部屋を作る際に、ただ単に日が当たりやすい場所を選べば良いというわけではなく、実は適した間取りや方角があります。
お子さまの健やかな成長のためにも、間取りやレイアウトを決める際には細心の注意を払わなければなりません。
今回はこれから新築の購入を検討されている方のために、おすすめの向きや設計時のポイントを解説いたします。

新築子供部屋のおすすめの向き:方角

ずばり、子供部屋は家の北側に配置するのがおすすめです。
「日当たりの良い南側の方が快適である」とよく思われがちなのですが1年を通して考えると北側が適しています。
その理由としてまず、北側でも十分な日の光が入り、一日中真っ暗であると言った状況はほとんど起こりません。
季節によって日照時間や日光量は異なりますが、北側でも十分快適に過ごせるのです。
日の当たる南側は適していない、というわけではありませんが南側に設置すると1日を通して日光が入りすぎてしまいます。
その結果、室温の上昇や夏場における熱中症などのリスクが生じる恐れがあります。
以上のことを総合的に考慮すると、やっぱり北側が適しているのです。

新築子供部屋のおすすめの向き:設計のポイント

新築を建てる際、子供部屋の向きも重要ですがより快適な空間をつくるためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。
まず、風通しを確保するために窓を2ヶ所ほど設置するのが良いでしょう。
1ヶ所しか設置するスペースがない場合には、向かいの部屋の窓から直線上に窓をつけることで風通しが良くなります。
逆にたくさんの窓があり、窓が大きすぎてしまうと外からの視線が気になって勉強する時などに集中の妨げになりかねません。
また、子供部屋の位置に関しては玄関から直行できない場所に配置するのが良いでしょう。
玄関から直行できる、もしくはすぐの場所だとお子さまが外出、帰宅した際に気づきにくいからです。
いつの間にか勝手に出かけていた、いなくなってしまった、といったトラブルを避けるためにも、出入りがわかりやすい場所に設置しましょう。
その他にも安全上の理由から、倒れやすい本棚などは置かない、家電などの配線やコンセントに気をつける、角が滑らかな机やベッドを使うなどの配慮が必要となります。

まとめ

子供にとって快適な部屋を作ろうと心がけても住宅の間取りや構造上、制限を受ける場合もあるため柔軟な対応を必要となる場合もあります。
また、お子さまの成長に合わせて部屋の間取りやレイアウトに注意を払うことも大変重要です。
より快適な空間を作るためにもお子さまの目線に立って部屋作りをこころがけましょう。
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